安徽省のお茶物語

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張愛玲の小説『十八春』では、六安が名茶産地として登場する。張愛玲の外曽祖父李鴻章は合肥人。合肥人にとって六安が一番近い茶産地であったから自然に親しんだ。
六安の茶産地としての歴史は古く、唐代は盧州六安、明代は六安片茶の名が残る。明代、許次杼は『茶疏』に「天下名山、必産霊草。江南茶暖、故独有茶。大江以北、則称六安」と、記している。
黄山に産する黄山茶を黄山人は北と南に分けている。太平猴魁の産地としての黄山北麓太平湖一帯、黄山毛峰の産地としての黄山南麓。1875年に徽州茶商人謝正安が生んだ黄山毛峰の物語は有名な話。太平猴魁が生まれたのは、20世紀初頭、万華鏡の用な安徽省のお茶の系譜に加わった独自性に秀でた緑茶である。
~2019年4月13日facebook記事より

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