イランのお正月

パサルガダエ石碑「我はキュロス、偉大なる王である」

イスラム暦元年は西暦622年です。春分の日が一年の始まり、正月にあたります。正月の3月21日にはザブセ(小麦、豆を苗まで育てたもの)、シール(ニンニク)、セリケ(酢)、シープ(りんご)、ソマーグ(クコの実)、センジェット(ななかまど)、ソルボル(グラジオラスの花)、金魚鉢、コーラン、鏡、ローソク、(かつてはワインも含まれました)を供えます。13日目(新年の最終日)のスィーズダ・ペ・ダルには、家にいると災いが起こると考えられていることから家族は連れ立ってピクニックに出かけます。それが終わると、ノウルーズの行事がすべて終わり、通常の日々にもどります。(2016-3-14)

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