琉球伝統料理

🍀豆腐よう
3cm角に切った豆腐を餅米で作った麹に漬けたもの。豆腐は漬ける前に二、三日陰干しにして、泡盛で洗います。
🍀和え物
ンナジャナバースーネー(苦菜の白あえ)
&泡盛でつけた李の果実酒
🍀東道盆盛り合わせ七種類
(東道盆ズンダーボンとは盛り付ける器、料理名、両方を言います)
①花いか
甲イカの厚い身に包丁をいれ、蟹とか花の形をつくります。
②昆布(グング)巻き
おもにカジキマグロの身を昆布で巻いて醤油、砂糖、酒で煮付けます。
③揚げかまぼこ
グルクン魚(鯛の一種)のすり身に人参の細長くすりおろしたものを加え揚げたかまぼこ。
④蒸しかまぼこ
グルクン魚(鯛の一種)のすり身にからし菜の搾り汁を加えて蒸したかまぼこ。
⑤ぽうぽう
メリケン粉を水で溶かし薄く焼き、すり潰した豚肉と白味噌生姜を練ったものを芯にした巻物。
⑥カステラかまぼこ
グルクン魚(鯛の一種)のすり身に玉子をたっぷり入れて焼き上げたかまぼこのことです。
⑦牛蒡の肉詰
豚肉のすり身に人参、椎茸のみじん切し芯をくり貫いた牛蒡に詰めた煮込み。
🍀なかみの吸い物
なかみとは、豚の胃と腸のこと。透き通った吸い物を完成させるためにそれ何度も水洗いをしてのち、あぶら身を除き、オカラをまぶしてよくもみ、アクをとってからオカラを洗い流すと、つぎは九年母の皮、しょうがとともに煮てニオイを消し、さらに洗いなおして短冊に刻み、鰹節と豚肉ダシで吸いものにします。
🍀地豆豆腐
地豆とは南京豆のこと。作り方は胡麻豆腐に似ています。
🍀芋くずあんだぎい
あんだきいとはメリケン粉をだし汁でとき、塩とほんの少しの砂糖を加えて揚げることをいいます。芋くずとは、さつまいもからとった澱粉のこと。これを水でとき、ふかしたさつまいもと一緒につぶして少々塩して、こねあわせて適当な大きさの丸い玉を作り、指で広げて、サッと揚げます。
🌾表面に指跡がつくていると、お客様を大急ぎでもてなそうとした人の心が感じらると、その素朴な風情が愛されています。
🍀みぬだる&田芋からあげ&地漬
みぬだるは黒ごまをすりつぶしたものを砂糖、泡盛、醤油でのばしたものに豚ロース肉薄切りを浸して蒸した物。
田芋とは、水田で作られる芋で、沖縄の特産物。
地漬は大根や瓜を黒砂糖で漬けた物。黒砂糖が壺の中でアルコールに変わり、ひなびた風味に。
🍀昆布いりち
いりちは炒めるという意味。昆布の千切りと茹で豚の三枚肉短尺を炒めた物。
🍀らふてえ&うぢら豆腐&ゴーヤちゃんぷる
らふてえは豚のロース肉三枚肉を醤油、泡盛、砂糖で半日以上煮込んだ物。
豆腐を絞って水気をきり、すり鉢ですってキクラゲのみじん切りを加え、調味料を加えてウズラの卵形にして揚げた物。
ちゃんぷるは炒め料理のこと。
🍀耳皮(ミミガー)さしみ
豚の耳皮(ミミガー)のピーナッツ和え。沖縄では酢のもののことをさしみと言います。豚の顔皮(チュラガー)も和えてあります。
🍀どるわかし
泥を沸かしたような見た目から付いた料理名で、田芋と芋茎(ズイキ)の煮物。
🍀豚飯(トンファン、汁かけご飯)&青パパイヤのぬか漬け
小さく切った肉、ニンジン、カステラかまぼこを炊き込んだご飯に汁をかけたもの。
🍀アガラサー
黒糖蒸しパン

2020年12月15日facebook記事より

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