アルバニア首都ティラナへ@バルカン半島の東南を点々、郷土菓子をたずねて⑱

アルバニア首都ティラナは中世都市としてはそれほど歴史のない、17世紀にオスマン帝国スルタンスュレイマン・パシャによって始まり、キャラバンルートの要衝となった商業都市でした。この30年ほどで、目覚ましい発展をとげたのだそうです。
ベラットから車で道の具合によって2時間〜3時間ほど、夕方ティラナのホテルに着きました。首都の中心スカンデルベルク広場に面したホテルです。
夕食を食べに出かけた繁華街で、店や屋台に様々な種類のハーブ系のお茶を見かけます。古代ギリシアの茶マリもベラットで購入した物よりも見映えも良くて割高になってます。蜂蜜を味見させてもらったり、写真を撮らせてもらっておいて何も買わずに去るわけには行かなかったので店主さんがこれが良いという花茶を考えず買いました。明るいところで見ると紫色の矢車草で、ちょっとがっかり。古代ギリシアの薬草以上の刺激を欲しているのかも知れません😝
地元で有名なケーキショップの棚に探していた郷土菓子を幾つか見つけました。マフィシェMafishe メレンゲの焼き菓子とボンビッチBombici(ナツメヤシ、アーモンド、イチジク、ココアパウダーでつくる一口サイズの菓子)。メレンゲ焼き菓子の味は想像がつくので、ボンビッチと不思議な形の菓子を購入してみました。菓子文化は古代ギリシャ、トルコ、そしてイタリアの影響を受けながら、現代風に形を変えてゆくものですね。

~2024年6月27日facebook記事より

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