台湾總督府中央研究所魚池紅茶試驗支所@台三線お茶のある風景⑮

魚池郷は、インドのアッサムとほぼ同緯度に位置することから、日治時代から紅茶の生産が始まりました。ヨーロッパでダージリンティー、セイロンティーに匹敵すると評価され、皇室御用達として献上されました。
1936年(日治、昭和11年)台湾茶産業発展のため魚池紅茶試驗支所が設立されました。その2年後に紅茶製造実験工廠が増設されて、台湾大葉種紅茶研究の中心となりました。1968年より台湾省茶業改良場魚池分場となり、現在その名前で親しまれていましたが、昨年8月1日より名前も新たに、農業部茶及飲料作物改良場中部分場となりました。
南投縣魚池郷水社村猫囒山の東南、北緯23.52˚、東経120.54˚、海拔850〜1000mに約99.299haの敷地面積に大葉種・小葉種、合わせて約38haの茶畑があります。
主要業務
一、優良茶樹品種培育。
二、茶園栽培及管理技術の研究。
三、茶樹病虫害と防治技術の研究
四、製茶技術の研究改良と茶葉品質の向上。
五、茶葉の多元的研究開発。
六、茶葉安全検査、分級包裝と展示販促業務。
七、咖啡や油茶栽培の管理技術研究。

~2024年6月3日facebook記事より

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