済州島独特の習慣として、家の前にこのような三本の木がさされたある意味での標識があったそうです。
一本もかかっていない場合は、住人は家にいますというような合図。
一本かかっている場合は、ちょっと留守していますというような合図。
二本かかっている場合は、遠いところにいってますというような合図。
三本かかっている場合は、しばらく帰ってこれませんというような合図。
かかっている木の本数で住人がどれだけ家を留守にするかということがだいたいわかる仕組みになっているのだそうです。
島の住民は、人が持っているものはみな持っており、人が持っていないものはみな持っていないという同じような生活をしていたため、人がいない時に人の家に入って物を奪う人がいなかった、その証のような習慣があったのだそうです。(2011-02-08)
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