米沢伝統献膳料理@上杉伯爵邸

上杉鷹山公

上杉神社

上杉謙信公、直江兼続

 

献膳料理


4傑(伊達政宗、上杉謙信、直江兼続、上杉鷹山)が生きた、築いた地・米沢の伝統料理で旅を〆る。鷹山公は、凶作に備えるため「かてもの」という食の手引き書を編纂しました。「かてもの」とは、山野に生える草木果実など約80種類、後の飢饉に大いに役立ったと。
以下上杉伯爵邸の献膳料理説明より。
・鯉のことこと煮
鯉は上杉鷹山以来の名物で、正月や冠婚葬祭など特別な日に鯉の甘煮として出される。
・塩引寿司
鮭の塩引を使った寿司。紅白であることからハレの日には必ず出される郷土の祝い寿司。
・冷汁
米沢の冠婚葬祭に必ず出される料理。帆立貝柱と干し椎茸でとった出汁に季節の野菜を合わせた料理。中に凍みこんにゃくや季節の野菜、山菜が入る。
・おみ漬け
近江商人が最上川をさかのぼり紅花を買い付けにやって来た折にこの漬物を伝えた。近江商人の漬物、転じておうみずけ、おみづけ。
・うこぎご飯
うこぎは上杉鷹山公が垣根として植えることを奨励したと言われる。理由は、垣根としての機能ばかりでなくその新芽は食用になり、根は薬用となるから。米沢では春先に出る新芽を味噌と一緒にたたく切りあえや、天麩羅、おひたし等で春の味を楽しむ。
・しそ巻き
甘味噌を大葉でくるんで油であげた東北全般にわたり存在する料理。
・いも煮
山形を代表する郷土料理芋煮。元祖芋煮には大根は入っておらず、豆腐が入る。
・ぶどうの寒天
米沢城本丸跡に建立された上杉神社の祭神は上杉謙信。
霜満軍營秋気清
数行過雁月三更
越山併得能州景
遮莫家郷億遠征
(謙信公が月明かりによんだ詩)

2022年10月14日facebook記事より

 

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