こもを編む

こも

こも

こも編み機

前島東平さんのところのこもは手編み、秋から冬先にかけてず~っと編む、気が遠くなるような仕事です。
あまり日を遮り日よけを強くするような編み方をすると木が弱ってしまいます。日がさす昼間涼しく夜中温かい環境で茶樹は葉を摘まれる20~30日間過ごすのです。
こもをかける期間は目安として摘む前の20~30日間、編み方のむらは品種によって多少違いをつけています。こもがかけられた茶畑の中には木漏れ日のような光が射します。こもがきっちりと織られていると、いくら薄くても木漏れ日のようは陽射しを通すことはできません。日があたらなければ葉が緑色になりません。あまいけれどさっぱりした自然な味を作るために必要な陽射しがはいる程度の隙間をこもに作ってあげているのです。こもの中に10人ぐらいの茶摘み人が入って葉を摘むと、まるでお蚕さんが桑葉を食べているような音が聞こえてくるそうです。
摘み方は一芯二葉ではありません。茎をのこして葉だけ採るこき摘みです。
かためのワラ編んだこもは、3~4年間こもとして役割を果たし、その後は茶畑の土として、最後まで茶樹を守る仕事をまっとうしていきます。

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