八雲たつ山陰に感じる大和魂@島根県安来

戦国時代、朝鮮半島や中国大陸に続く日本海海運の要衝、そして石見銀山と、莫大な富を背景に栄えた出雲国守護尼子氏の居城月山富田城は中海や島根半島、更に日本海を遠く望む山城、難攻不落の要塞城「天空の城」と呼ばれました。
月山富田城攻略イコール中国地方の覇者、中国地方から天下への足がかりと考えた名だたる武将が挑み武力では攻め落すことができなかった山城に悲劇が訪れたのは1562年、毛利軍が侵攻、3万もの大軍で包囲、2年もの歳月をかけた徹底した兵糧攻めと心理戦で終には陥落しました。敗れた尼子側旧臣は山中鹿介のもと度々死闘を繰り広げりものの再興の夢半ばで非業の死を遂げました。
「我に七難八苦を与えたまえ」と三日月に出雲奪還を祈った山中鹿介の思いが残る地です。

お茶は伯太茶、この季節は苺🍓の季節「やすぎ苺一縁フェア」開催中。ティータイムは🍓ショートケーキと紅茶。お土産には松江藩七代藩主茶人としても名高かった松平治郷によって考案された、いわゆる「不昧公御好み」の茶菓子の一つ若草。この若草は蓬で色づけした復刻版^_^

2020年1月10日Facebook記事より

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