日本遺産 琵琶湖とその水辺景観―祈りと暮らしの水遺産

古来より祈り、暮らし、食と密接にかかわってきた滋賀の水文化が日本遺産に認定されました。人々のくらしと祈りを育んだ「水」は、地域ならではの独自の生業や食文化も育んできました。魚の習性を知り尽くした伝統的な漁法は、季節の風物詩であるとともに独自の景観として琵琶湖の魅力の一つになっています。また、琵琶湖の湖魚は人々の食を支え、伝統的な郷土食が伝承されてきました。豊穣を願う祭りや伝統行事にも深く関わっており、琵琶湖の固有種を使った伝統料理は今も味わうことができます。
近畿地方を代表するオーベルジュとなった徳山鮓。日帰りのお客さんがメインですが、1グループ2~10名まで宿泊することができます。宿泊すると、手作りの朝食もいただけるのです。
供された珍味は、イノシシの生ハム、イノシシ・鹿のテリーヌ、マスの卵、トロロ、鹿肉、ビワマス、姉川のアユ、魚醤、うるか、余呉湖のウナギ、丹生川のアユの塩焼き、鯖の熟れ鮓、鮒鮓、発酵からすみ、鮒酢サンド、鮒鮓の飯を使った発酵アイスなど。

2020年8月28日facebook記事より

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