疫病が流行ると疫神を神社にまねいて鎮めた時代より、今宮神社ではやすらい祭が行われてきました。やすらい祭とは、京都三大奇祭の一つ、平安時代桜の花が散る頃に疫病が流行り、これを疫神の祟りと信じ、散る花びらのように飛散する疫病をしずめ、無病息災を祈願しました。参拝者は、あぶり餅を神前に供えて下げ帰り、家族でこれを食べて疫病逃れしたといい、現在も神社に参拝する人々は参道横にあるあぶり餅の店2店のうちどちらかに寄るのです。
まず、一文字屋のあぶり餅。
今宮神社の桜。
帰りに、かざりやのあぶり餅。
~2021年3月28日facebook記事より