二番茶摘採前の畑作業。
ニームをまいた後は茶樹にからんだツル系植物を抜きました。以前有機栽培していり茶園の方が「はいつくばって草取りする」とおっしゃっていましたが、ツル系植物の除去はまさに這いつくばっての作業。
ホウジロが畝に巣を作っていました。目が白いこはメジロ、頬が白いこがホウジロ、スズメに似ています。巣立って空になった巣の中になぜか一芯二葉が置き手紙のように残されていました😆ホウジロの巣は一回こっきりで使いまわしはしないそう、この巣はそのまま自然に還ります。
今年この小さな圃場世界に顆粒病ウイルス🦠が発生しています。感染すると、透き通った幼虫の体は白くなります。モグモグ元気そうに葉を食べていましたが、おそらくほとんどサナギになれず、空を飛ぶことなく亡くなってしまいます。このこたちを駆除せず残しておくのは、これらを感染源とし、ソーシャルディスタンス内に入って来た他も次々と感染させていくことで数の減少が見込まれるかもしれないからです。
[お茶の挿木]
※やり方は全国共通ではない。
※種苗法により、権利のあるものは増殖してはいけない(許可が必要)。農家も不可となる。
①品種名
6/15分 むさしかおり
6/22分 おくはるか
②土壌準備
ピートモス:バーミキューライト=1:1
pHは酸性に調整する(茶は酸性を好む)
③時期
春・夏・秋、年間3回のタイミングがあり、なかでも夏挿しが最良。
③穂木採取
飛び出した茎の緑部分から下方の木化している枝元まで切って、水を適量入れたバケツに収める。
④挿し芽作り
セル7cmの深度に対して、ウォータースペースは5㎜ほど。土部6.5cmに4cm(指3本分くらい)まで挿すイメージで穂を作る。
一枝に対して、1~2本の挿し芽がとれます。上部の柔らかい葉を捨て、下部を採用する。
⑤挿し方
セルの中心に、ストッパーの上辺が見える程度まで(約4cm)、軸が傾かないよう中央にまっすぐ差し込む。
ストッパーは、水をかけたときに軸がまわらないようにするために存在する最下部三角形に切った葉を指す。
一葉挿しのほうが、一本の穂から取れる量が多い。
~2021年6月22日facebook記事より