ほうじ茶考

茶葉は焙じることによって、メイラード反応(アミノ酸と糖が加熱によって結びつき起こる反応)による芳ばしい香りが生まれます。煎茶、茎茶、釜炒り茶、烏龍茶、紅茶、どんなお茶を使ってもほうじ茶を作ることができ、それぞれの香りと味わいが楽しめます。
そのほっこりとするリラックス効果ある香味は老若関わらず人気が高く、飲料としてだけでなく様々な食品に用いられています。
旅の最終目的地はほうじ茶ブームを牽引している製茶問屋山梨商店へ。
山梨宏之代表みずからほうじ茶加工のレクチャーをしてくださいました。新茶繁忙期直前、焙煎機は土日関係なく稼働しています。驚いたのは、大走りの新茶や碾茶までほうじ茶の対象となること。大正時代から稼働する伝統的焙煎機や如雨露型した機関車のような焙煎機、撮影NGなので、これらレトロかつスタイリッシュなマシンに興味がある方はぜひ見学を申し込んで自分の目で確認して欲しいです。ほうじ茶作りは古くて新しい、捨てるものがない、SDGSな世界です。
製茶場見学後、場所を拝見場にかえて日本茶AWARD香りの茶部門でプラチナ賞を受賞したほうじ茶香寿をはじめとする香寿シリーズをテイスティングさせていただきました。
限られた見学時間と参加人数の関係から、香寿セットと、香寿とは別のLa香茶を購入して本日家で昨日見たとおりに真似て楽しみました^^

2022年4月17日facebook記事より

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