矢部村の紅茶指導者川口米吉

矢部村は大分県日田市と熊本県山鹿市に隣接する福岡県の一番山奥に位置します。その矢部村出身の紅茶指導者川口米吉について、孫の川口米雄さんと栗原製茶の栗原悠次さんから川口米吉の偉業についてお話いただきました。
県道の開発、産業 の振興、植林事業に尽くした地元の実業家中川耕一郎は輸出産業として紅茶に目をつけ紅茶製茶指導者として川口米吉に白羽の矢を立てました。紅茶製茶方法を学んだ米吉は佐賀の神崎から東脊振、遠くは対馬と九州各地で紅茶を指導してまわりました。脊振山の修学院に川口米吉を招聘して紅茶の指導を受けたという記述も残ります。川口家には茶道具、紅茶製造法、傳習所指揮法、当時のアルバム、90歳を過ぎてからも作った紅茶が現存します。
明治4年生まれ
明治22年 18歳 宇治製法を学ぶ
明治23年 19歳 静岡製法を学ぶ
明治26年 熊本県合志郡紅茶伝習所仮免状
明治27年 八女郡笠原村紅茶伝習所研修生
明治28年 八女郡福嶋本町茶業組合紅茶精製所にて紅茶本科卒業免状
明治29〜35年 教師として各地出向指導、明治30-31年東脊振村紅茶伝習所へ出向指導
90歳を過ぎても牛を引いて山に堆肥を運び、自ら製造したと思われる紅茶も残っており、極めて壮健であったという。
昭和39年 94歳 逝去

2020年11月13日facebook記事より

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