潟端茶@佐渡

たらい舟

世阿弥腰掛石

島の新聞①

島の新聞②

佐渡に茶ありと、その名が佐渡茶の代名詞になったのが江戸時代享保年間の末期からお茶作りが盛んになった潟端茶です。佐渡島の交通の門戸両津港に近い加茂湖周辺潟端は、茶粥(茶げえ)で有名な地区で、家でつくった番茶を釜か鍋にいれて煮て、そこに前の晩にといで冷やしておいた米を入れて作っていました。また、江戸時代中期、元禄・享保年間に佐渡に茶生産が興ります。お茶は夏、お盆のころが刈取りの季節。茶刈り(佐渡ではお茶の収穫は茶摘みといわず茶刈りと言いました)は男の仕事、独特のカマで刈り、夜に外においた竈に大釜をかけてお茶を蒸しました。蒸された茶葉は庭にムシロを敷いて二日間干して作りました。

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