兄弟産地がつむぐ作陶文化日本遺産「かさましこ」

茨城県笠間市と栃木県益子町は東日本屈指の窯業地。「笠間かさま」と「益子ましこ」をあわせて「かさましこ」と言います。庶民の生活に寄り添う日用雑器を作り続けた歴史を共有するこの産地で昔懐かしい『汽車土瓶』もつくられていました。汽車土瓶とはお茶をいれる焼物のこと、数十年もの昔に廃れてしまった雑器です。鉄道旅の楽しみのひとつでもある駅弁、そのお供の飲み物がかつては土瓶注いで売られていたお茶だったのです。時間の関係上両陶芸館でそれらを見ることはできませんでしたが、濱田庄司記念館の縁側にさした夕日や白壁に映る吊し雛の影はとても暖かでした^_^

2022年1月7日facebook記事より

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