助はんどうを囲む茶樹から大井谷棚田へ

島根県の旧柿木村には、室町時代から江戸時代にかけて作られた棚田が現在なお600枚以上残っています。江戸時代には津和野藩主への献上米となりました。
棚田の頂上付近には中心が深く削られた石があります。旱魃の年にここにだけ溜まる水を飲んで村民が生き延びたことから、助はんどうと呼ばれるようになりました。はんどうとは、この地方の方言で水甕のことです。その周りを取り囲む茶樹は、石垣で組まれた下方の棚田広がり、旧道まで繁茂しています。現在も尚それを摘んで各家が釜で番茶を作っています。
この棚田でこつを教えてもらって手植えした水田でも蛙たちが大合唱。稲もスクスク育って、水面に光る緑を映している様子。稲刈り🌾の季節が楽しみです^_^

2022年6月12日facebook記事より

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