清水末廣でお茶をいただく

静岡清水港の名物は次郎長縁のゆび饅頭。
幕末から明治維新にかけて全国にその名を轟かせた東海道の大親分清水次郎長。義理と人情に彩られた波瀾万丈の人生は浪曲や映画、芝居、小説などにも度々とりあげられ人々に愛されてきました。泣く子も黙る博徒の大親分だった清水次郎長も、晩年は子供好きの好々爺、いつも菓子を懐に、子供たちの遊び相手になっていたといいます。問題は、饅頭が店頭から次郎長の懐に移動した経緯。船橋舎の製造場にふらっと姿を現した次郎長は、饅頭を次々と指でつぶして、「こんなつぶれた饅頭じゃ売りもんにならねぇずら、わしがもらってかざぁよ」と、つぶした饅頭を全部もっていってしまうのです。
船橋舎のゆび饅頭は、そんな昔懐かしき、暖かい味を再現しました。
by清水港の名物はお茶の香りと男伊達

~2021年2月25日facebook記事より

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