乾燥がすんだ茶葉は色彩選別機にかけます。茶葉の粒子個々の色の違いで茎や異物を認識してはじいてくれます。センサー感度等の設定を変えることで煎茶、紅茶の両方(ウーロン茶は例外)について選別が可能です。処理量は時間あたり10~30㎏。見事にほうじ茶色した太い茎の部分が取り除けました。
60㎏のやぶきた2番茶葉は11.248㎏(内訳:OP3600g、BOP4000g、OP選別時はじかれた茎茶445g、BOP選別時はじかれた茎茶350g、揉捻した後発酵にかけずに乾燥した茶2850g)のお茶になりました^^
緑茶用品種で紅茶を作ろうとすると外観が黒くなり、水色も良くはありません。渋味が少なく、強さや刺激がない、良くいえばストレートで飲むのに相応しい優しい味の紅茶ができあがりました^^
次回は研究員さんからいただいた紅茶製造調査用紙にデータをきちんと書き込んで臨みたいです。(2015-8-17)
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