抹茶になる前のお茶の葉を碾茶といいます。碾茶を石臼でひいたものが抹茶なのです。
碾茶がどのように作られるのかは以下の通りです。
①摘んだ茶葉を熱い蒸気にあててゆでられたような状態にします。
②蒸気をあてられた葉はミドリのネット中で天井のほうまで何度も吹き飛ばされて、水蒸気が取り除かれ冷やされます。
③レンガで作られた炉の中を移動する間に茶葉はパリパリに乾燥させられます。
そこから出てきた茶葉は荒碾茶と呼ばれます。ここから更に茎や葉脈が取り除かれて葉肉の部分だけに整えられたものを碾茶といいます。この碾茶を石臼でひいたものが抹茶なのです。
(2017-6-8)
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