栄西縁の地

1191年、二度目の宋での留学から帰国した栄西は背振山霊仙寺石上坊に茶種を播き、博多に日本で最初の禅宗寺院扶桑最初禅窟安国山聖福寺を建立し、境内にも茶を植えたと言われています。長崎平戸の冨春庵、香椎の報恩寺、筑後の千光寺、博多の聖福寺と、九州各地に寺も建立しました。京都には建仁寺を建立し、禅宗布教を試みましたが比叡山の妨害により布教は困難をきわめました。栄西が『喫茶養生記』を著したのは1211年、1215年に75歳で亡くなる四年前のことでした。

2020年11月14日facebook記事より

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